REPORT 現地レポート

男子日本代表:FIBAアジアカップ2025予選 Window1 明日2/22グアム戦「本気でパリオリンピックメンバーに選ばれることが目標」金近廉選手

2024年2月21日

 2月22日(木)より有明コロシアムで開幕する「FIBAアジアカップ2025予選 Window1」(以下Window1)グループCの初戦は、グアムと対戦。19:00試合開始(17:30開場)、人気のAKATSUKI JAPANウェアやグッズを販売する場外ブースは15:30オープン(※お支払いは現金使用不可)。チケットは完売となっており、BS日テレ、TVer、DAZNにて生中継されます。

 本日は有明コロシアムで前日練習が行われ、男子日本代表は汗を流しました。既報どおり、グアム戦に臨むロスター12人が発表され、#55ジョシュ・ハレルソン選手(佐賀バルーナーズ)と最年少18歳の#25川島悠翔選手(NBAグローバルアカデミー)は初選出です(※アジア競技大会を除く)。

 グアム戦へ向け、トム・ホーバスヘッドコーチは「当然勝つことが第一です。それとともに、若いメンバーに経験を積ませ、新しいメンバーを試したいです」という目的があります。合宿期間中、最も良いパフォーマンスを見せていたのが、「金近廉選手(千葉ジェッツ)。シュートが上手くなり、判断も良くなりました。Bリーグでの半年間の経験が彼をすごく成長させました」とホーバスヘッドコーチは評価します。金近選手自身も、「本気でパリオリンピックメンバーに選ばれることが目標です。Bリーグでの半年間積み上げて来たものを明日は出したいです」と自信を持ってオリンピックイヤーの初戦へ向かいます。

 1年前、男子日本代表がFIBAワールドカップ2023アジア予選に出場していた同時期に、FIBAランキング76位(※日本26位)のグアムはFIBAアジアカップ プレ予選(以下プレ予選)を戦っていました。負けなしの5連勝を挙げ、首位でプレ予選を突破し、FIBA公式戦では初対戦となります(※2009年東アジア競技大会で対戦:104-54で日本勝利)。グアムの印象について、「インサイドバスケが特徴」とホーバスヘッドコーチは言います。

 B3豊田合成スコーピオンズのキャプテンである#33 アーネスト・ロス選手はプレ予選の5試合すべてに出場し、平均16点、8.2リバウンド、4.6アシストのマルチの活躍を見せます。もう一人、信州ブレイブウォリアーズの#30サイモン拓海選手も選ばれました。インサイドバスケの起点となる211cmのセンター、#5ジョナサン・ギャロウェイ選手はプレ予選でチームハイの平均19.2点、11.6リバウンドと活躍。205cmの#42タイ・ウェズリー選手が平均18.5点、9リバウンドで続き、大きなチームです。2月25日(日)の中国戦を見据え、「同じようなスタイルであり、良い経験になります」とホーバスヘッドコーチは勝利を求め、新たなチャレンジを楽しみにしていました。

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